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がんばらなくても幸せになれる

がんばらずに幸せになれるノウハウをシェアします

諸行無常 全てのものは移り変わる 人も状況も感情も全て

平凡な人生を生きてきた。

何処にでもいる普通の人間として。

特に素晴らしい才能があるわけでもなく、素晴らしい容姿に恵まれる訳でもなく、

裕福でもない家庭に生まれ、平凡な人生を生きてきた。

昨日と同じ今日を生きて、今日と同じ明日が来る。

今までと変わらない明日がいつまでもいつまでも巡って来て、いつか老人になりこの世を去る日がやって来る。

そんな風に思っていた。

ところが、諸行無常を感じざるを得ない事が起こった。

こんなにも急激にいろんな事が変わって行く事ってあるだろうかと思うぐらいの出来事が起こったのだ。

平家物語に出て来る、有名な言葉

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。

たけき者もつひには滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。」

この言葉がぴったりの状況だ。

どんなに権勢を誇ったものもいずれ滅びるときがくる。

始まれば必ず終わりがあり、終わりは始まりでもある。

出会いがあれば別れがあり、別れは新たな出会いの始まりでもある。

そんな風に世の中が回って行く不思議を感じた。 

今日と同じ明日が永遠に続いて行くように感じても、今日という日、今という時は二度と巡っては来ない。

今日何気ない会話をして笑いあった仲間もこの先ずっと一緒にいられる訳ではない。

そう思うと、今日という日はとても貴重な一日なんだと思う。

日常のありふれた景色は、刻々と移ろいゆく時の一瞬の景色なのだ。

その一瞬のきらめきを見逃さず、大切に慈しみ味わって生きていきたい。

人生の時は有限。全てのものは移ろいゆく。

今日の太陽も今日の風も今日の馬も今日の猫も今日の家族も今日の仲間も今日の鳥も

今日の空ももう二度と出会えない。

そんな毎日をかけがえのないものとして大切に生きていきたい。

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森のレストラン 何かの磯辺揚げ