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がんばらなくても幸せになれる

がんばらずに幸せになれるノウハウをシェアします

乗馬上達のための体と意識の使い方とは

乗馬を続けるにあたり、まず明確にしたい事は

  • 何のために 
  • どのような状態にもっていきたいか

という事だ。

私は、人馬ともに寛いだ幸せな騎乗をするために、人馬ともに力みがないリラックスした心地よい状態にもっていきたい。

その状態を作り出すために必要なことは

  1. 自分の体の動きを把握し、完璧にコントロールできる
  2. 馬の心身の状態を正確に把握できる
  3. 馬の状態に対して適切な判断により適時適切な扶助が出せる

ことだ。

そのどれもを完璧に行うのは難しいがコツコツ地道に取り組んでいきたい。

まず、自分の体の動きを把握するために必要なのは意識の分散をうまくすることだ。

馬に顎を譲って欲しいとか、前進騎勢を出したいとか何か一点に集中するとそれだけしか見えなくなり、自分の体の動きに全く気がつかなくなる。

よって、自分の体の動きを把握するためにはゆっくりと落ち着いた呼吸で、視野を広くして、意識を自分と馬と周囲に均等に按分する事が大切だ。

意識を向けるだけでも、気づかなかった事に気づいたりする。私は自分が思っているよりもずっと力んで馬に乗っている事がわかった。

意気込みすぎるあまりに背中・肩・腕・手首・腿・膝・足首全てが固まり、馬にとっては優しくない雑なきつい扶助を出していたと反省している。

いかに体の力みを抜きしなやかに全身を使えるかが成功の鍵だ。

自分の心身がリラックスした状態にできて初めて馬の心の声を汲み取れる。緊張して視野が狭い状態では一点のみに意識が向いて、馬の心の声を汲み取ってやれる余裕もなくなる。

だからこれから騎乗するときは

  1. 深呼吸しながらできるだけ遠くを見ながら馬上体操を行い、呼吸によって体の緊張をほぐす。
  2. 馬上体操をしながら、自分の意識を全体的に分散させる
  3. 馬の心身の声を感じてみる

をしばらくテーマにしていこうと思う。

まろ君の体の痛みやコリを気づいてほぐしてやりたい。まろ君がリラックして寛いでくれる人馬ともに楽しく幸せな騎乗ができるようになりたいと心から思う。

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