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がんばらなくても幸せになれる

がんばらずに幸せになれるノウハウをシェアします

4級馬場レッスン まろ君と いい感じにハミ受けできたの巻

今日は4級レッスンにまろ君と参加。

今日も意識の分散と視野の拡大を意識するとともに基本姿勢の確認を行う。

  1. 視野は遠く広く
  2. 意識は深呼吸と馬上体操をしながら自分とまろ君を包む大きな円に広く分散させる
  3. 動かない鐙の位置と鐙を踏む角度になっているか
  4. 鐙に2割、鞍に8割の体重按分
  5. 腿上げをして脚の付け根から膝までで柔らかく馬体を包む様にする

以上の点を注意しながら長手綱にて首を長く伸ばして何周か常歩をする。

まだまだ、動かない鐙を踏む角度というのがしっくりこない。まろ君の前進騎勢もさほど出ていない。

何周か人馬ともにのんびり常歩を行ったあと、レッスン本題に入る。

今日はなんだかまろ君は脚の反応が薄い気がする。脚の反応が薄いので脚を使って前に出そうとするが、耳を伏せるだけで脚に対する反応は薄いまま。

常歩レッスンの先生が「脚の反応が薄いのははさみすぎているからなので、馬が動かないときは腿上げをしてはさみすぎを解除してすぐに脚を使う。」と言っていたのを思い出し試してみる。

それでもなんだか脚の反応が薄い。もう少し前の方でもう少しガニ股にして脚を瞬間的に使ったら、何か反応するツボの様なものがあるらしく、すぐに反応した。

この時、馬には前進騎勢のツボがあるのではないかと思った。ツボにあたった場合は驚くほどに軽い扶助で効果絶大な反応がある一方で、ツボでない場所の時はどんなに強い脚力を使っても反応が薄い。まろ君の前進騎勢のツボは前の方で下の方、そんな感じだ。ただ、いつも一緒かは分からない。

前に出せてきたらハミに重みが出てくる様になる瞬間が生まれてきた。それでもまだ顎は譲らない。どうやらまろ君はハミを受けることが嫌だと思っている様だ。どんな理由で嫌なのかは分からない。人間の私としては、まろ君の首と腰と背中にとって、ハミを受けて背中を丸くした方が楽だと思うのだが。まろ君にハミを受けた方が楽だと教えてあげたい。

首をあげた状態の速歩ではハミを受けさせるのは難しい。よって常歩でハミを受けてくれる様に試行錯誤してみる。脚を使ったら一瞬耳を伏せ首をあげるまろ君、私の脚の使い方が乱暴だからだろう、申し訳ない。脚で前に出してハミに重みが出たところで、左右のハミをそっと触ってみる。まろ君が恐怖心を抱かない様に。特にまろ君は口角が敏感だから注意してあげないといけない。今日は左のハミを触ったときに拒絶反応が出る。何回か試すが、左を触るたびに首をあげる。かと言って、右を触ってもハミは受けない。左の拒絶反応を和らげることが必要だ。

そこで隅角で右(外方)を緩めない様に、左(内方)を握りながら内方脚を使うを何回か行う。そのうちの一回でまろ君が顎を譲ってくれた。その瞬間に拳を緩めて愛撫の意味を伝える。拳の感触が軽くなる瞬間があれば脚を使い再び手綱にゴムの様なしなやかな柔らかさと重みが出てくる様にする。

ここまで常歩でできたら速歩発進もうまく行く。速歩中にまろ君の体のバランスの変化によりハミの感触がのしかかる様な重みになったら、自分の体をバランスバックして拳を握る。ハミが軽くなれば拳はそのままで脚を使い推進力を増大させて再びハミにしなやかな重さを乗せる。そしてリズムは一定にする。

そんな感じで今日は良い感じの速歩ができた。まろ君と私ともに、以前よりもリラックした時間を増やせたと思う。

私の乗馬の目的は、人馬ともに楽しく幸せになれる乗馬、馬の体のコリや痛みを緩和してやる乗馬だ。

今日はその理想に少し近づけた。私自身の心身のリラックスと視野の拡大と意識の分散が奏功した様に思う。

そして、まろ君と私が一緒に生きている喜びを感じられる乗馬ができれば最高だ。

まろ君は馬なので私と生きている喜びを感じるかどうかは分からないけど、私を乗せているときに寛いで安心していられる様であってくれると嬉しい。

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