中級馬場 まろ君と 手綱の持ち方 拳の持ち方を改善しようの巻
先日の中級馬場で45分、真ん中で立ち尽くし動いてくれなかったまろ君。
今日は手綱を緩めて速歩をしてから、顎を譲ってもらえるようにもっていこうと試みる。
常歩ではなかなか良い感じに顎を譲ってくれる。しかしいまひとつ後肢の踏み込みが足りない。このまま速歩発進すると、止まりそうな感じがする。よく言われる、おしきれてないというやつだ。もしも私が常歩でしっかり後肢を踏み込ませられたら、顎を譲った状態からの速歩ができるだろう。今はそれが出来ないので、手綱を緩めて速歩発進するしかない。
案の定、まろ君は首をあげて速歩をする。速歩発進の瞬間に首をあげるので手綱がゆるむ。ゆるむので持ち直したら、鶴のような状態になる。手綱の感覚はスカスカで、ペースもリズムも一定に保たず、全くコントロールが出来ていない状態になる。
まろ君は顎を譲って走るよりも、首をあげて走る方が楽なんだろうが、間違いなく腰を痛めるだろうし、首の余計なところが緊張するだろう。
今日はとりあえず手綱を緩めて、緩いところから顎を譲ってもらえるようにしたい。
なんとか顎を譲って背を丸くすることを教えてあげたいがなかなか私の今の技術では難しい。
長手綱で速歩をしていてら、2回くらい両方のハミにのってくる感じの瞬間があった。その時にまろ君の硬い方の口の拳を小指から繊細に緩く握る。
そしたら、30%くらい顎を譲る瞬間があった。
今日はそれが最高の状態だった。まろ君が速歩をする中で前に出て来てくれたため、ハミを受けやすくなる環境が整ったのだろう。
今日、ベテラン会員の方にまろ君を前に出せない悩みを相談したところ、騎座を有効に使う方法を教えてもらった。
まずは馬の動きを感じる。腰の動きを 馬の動きに合わせる。こうすることで馬の動きに邪魔にならないようにする。
もう一つは、能動的に騎座を動かすことで馬の推進力を増大させる方法だ。馬をもっと動かしたい時にタイミングを見て強度を調整しながらやってみると良いらしい。
次回はとりあえず騎座で馬の動きに合わせる、馬の動きを感じる事から始めてみようと思う。
いちご