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がんばらなくても幸せになれる

がんばらずに幸せになれるノウハウをシェアします

常歩レッスンまろ君と 呼吸と体の使い方 ハミの触り方を教わるの巻

馬を自在に動かすには、自分の体をブレさせない事が条件。

上半身は体幹を使ってまっすぐな状態を維持する。

下半身は鐙が動かない位置で踏み続ける。

本当に自分の体を常に真っ直ぐにできていれば、乗馬は簡単なのだそうだ。

逆に言えばそれぐらい人間の体がガタガタとブレているという事だ。

まず、鐙が動かない位置を見つけるには鐙を踏む角度を工夫するのが良い。私の感覚ではやや脚を下げて、ふくらはぎを当てるのがちょうど良い感じになる。

そのままの鐙の踏みごこちを覚えて維持できるようにする。体重の按分は、鞍に8割鎧に2割だ。馬は背中に10割の体重を乗せられて脚を使われたら動きづらい。

そして腿上げ。脚の付け根からしっかりとあげる。その時の体幹の筋肉の使い具合を維持できるようにする。脚は馬体に軽く柔らかく優しくのせる。馬は人間のわずかな力にも気づくので、脚を柔らかくのせる事で、扶助がない状態とある状態を明確に馬に伝える事ができる。つまり、ニュートラルの状態を作る事が大切なのだ。

自分の背中を柔らかく使う。肩甲骨を絞り息を吸いながら肩を持ち上げ息を吐きながら肩を下ろす。吐く息によって背中の筋肉を緩める。

腕は脇の横に構える。

以上の基本姿勢に注意しながら騎乗。

最近のまろ君は常歩はとても良い。結構短時間でハミを受けてくれるようになった。ただ、ハマるというところまではまだまだもっていけてない。

脚で後肢をもっと踏み込ませて、後軀にバランスを移動していかなかればならないが全然できない。脚の使い方が未だに分からない。先生は腿上げをして優しく脚を下ろした瞬間にかかとを回して使えという。

まろ君はやりたくないことを強制されるのが好きじゃない性格なので、拍車を当てないようにしたほうがいい。腿上げをして馬体に優しく脚を添え、ふくらはぎからくるぶしまでを優しく力を入れずに当てると理解して受け入れてくれる。それでもしも反応が薄かったら舌鼓を使うと、理解してくれる。発進の合図を何回か繰り返して行くうちにまろ君との約束事ができて、最小の力でまろ君が理解してくれるようになる。

最初のうちはゆるい踏み込みだったので、ゆるくハミを持っていた。そこから頭をあげてしっかりとした常歩を作るまでが時間がかかる。後肢からの踏みこむ力以上に拳を握ったら止まってしまうので、拳の持ち方には細心の注意を払う。

基本はハミに重さを感じてから、握ったり受け止めてたりする。

まろ君は右のハミが重く固い。なので、右のほうが重たくなってきたら右脚を入れて、右側の拳を握る。そしたら重いハミが少し軽くなる。

今日はそんなことを繰り返しているうちに、そこそこ良い感じにできた。問題は速歩発進と継続だ。常歩でハミ受けした状態での発進ができない。

手綱プラプラだったは発進できるが、手綱プラプラは危険だし、まろ君が背中を痛める原因にもなるので、速歩でもハミ受けができるようにしたい。

次回は少し拳を譲ってみて速歩でのハミ受けにトライしてみよう。

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