滑らかな駈歩発進を目指して
馬によって脚を使う位置が違う。
私の脚の位置はニュートラルでも、後ろの方がより敏感な馬には、思いっきり前で使わなければならない。自分の膝裏が完全に鞍から離れるぐらいに。
まろ君は脚を後ろで使われるのがとても嫌なのだ。
まろ君とフリーレッスンにて。
今回の目標、駈歩を目指す。
まろ君は、ボス気質なので私の指示を聞こうとせず、マイペースを貫こうとする為、始めに戦わないといけない。私が扶助を出すと無視するので、舌鼓や鞭を使うがこれまた無視。脚で軽打するとめっちゃ脚反抗してくる。落ちるか?と思うぐらいの逆襲にあうのだが、そこは断固意思を貫いて前進の扶助を出し続けなければならない。それくらいの真剣さがなければ、私の本気がまろ君に伝わらない。
私 まろ君、前進!
まろ君 あーん⁉︎嫌やっちゅうねん!俺が主導権握るんや!
というやりとりを繰り返して、何とか私の本気を分かってもらい速歩発進までこぎつける。
舌鼓だけで速歩発進出来るように、発進と停止を舌鼓と音声だけで出来るようになったら、駈歩にはいる。
まろ君は脚を少しでも後ろの方で使うとめっちゃ脚反抗する。自分では前で使ったつもりだが、めっちゃ脚反抗された。
反応がすごく良くなっていたので、今回はこれ以上刺激しないようにした。
次回は脚反抗されない様に駈歩出来るように頑張ろう。