本当の幸せって何か?じっくり考える
いろんな人がいて、いろんな人生がある。
お金持ちの奥様で、生活の為に辛い仕事をしなくてよくて、夫婦仲も良くて良いお子様に恵まれて、ほしい物はなんでも買える人がいる。
かたや、高齢になって単身で身寄りがなくて時給の低い仕事をして生きるだけで精一杯の人もいる。
どちらが幸せそうかというと、間違いなく多くの人が前者だと言うだろう。
健康で経済的に安定していて家族仲も良ければ、ほかに何も不足はないと思うだろう。
実際、それらの逆の状況にある人よりは幸福感を感じる確率は高いのかもしれない。
しかしだ。しかし、幸せを感じ得る環境が整っていても幸せを感じるかどうかは疑問だ。
何不自由ない環境に長年身を置いてきた人には、その環境のありがたみを感じる感度が低いのではないだろうか。
例えば、我々は水道の蛇口を捻れば飲める水が出て、お風呂にも毎日入れる。
スイッチを押せば電気がつき、エアコンもつく。
こんな事を当たり前に感じ、深い感謝の念を持ち合わせないように、恵まれた環境に長年身を置いていれば、幸せを感じる感度がどんどん鈍くなっていくのではないだろうか。
だとすれば幸せとは環境で全てが決まるとは言えないだろう。
幸せとは自分の心が感じるものだ。
毎日の生活の中で、小さな楽しみや喜びをたくさん見つけて味わい喜ぶことが幸せだと言える。
足るを知るとは、毎日の生活の中に自らが積極的に楽しみを見つけ味わおうとする心の態度のことだ。
その心構えでいれば、どこでどんな状況で生きようとたくましく生き抜いていける。
小さな喜びや楽しみを見つけようとする事は、自分を愛し幸せにすることに繋がる。
毎日の生活に、小さな楽しみや喜びを探してみよう。
さて、今日は何回見つけられただろう?
今日の私のちょっとした幸せは
朝の空が綺麗だったこと
インスタントで作ったカフェオレが美味しかったこと
猫がかわいいこと
セブンイレブンのカレーライスが安くて絶品だったこと
家族がいること
夢があること
夕陽が綺麗だったこと
蚊取り線香がいい匂いだったこと
何気ない生活が味わい深くて好きだなぁと思うこと
箱庭のような田んぼ
田んぼ大好き