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がんばらなくても幸せになれる

がんばらずに幸せになれるノウハウをシェアします

馬場レッスン まろ君と 乗馬の基本を実践・検証してみる

本日のテーマは、

  1. 体の中心軸を意識する。坐骨の傾きがないように意識する。
  2. 鐙の踏む感覚を意識する。
  3. ソフトアイ(広角的視野)と深い呼吸で感覚を研ぎ澄ませる。

まずは常歩で体の中心軸・坐骨の傾きチェック・鐙の踏む感覚チェックをしてみる。

いつもの指導員が教えてくれたように、立ち乗りをしてみて鐙の位置を最も安定させることができる位置と鎧が安定する脚の角度を探してみる。

その時の鐙や坐骨や内腿や脚の付け根の感覚を覚えておく。その感覚をレッスンの最後まで維持できたらおっけー。

指導員に教えてもらった、お尻側の脚の付け根にキュロットのシワが行くように乗ったときはちょうどこんな感じだった。

感覚的にはいつもより坐骨の前の方に体重がかかっている感じだった。

鐙を踏んでいる感じと騎座の密着感が気持ちよかった。

その跨り方のままで軽速歩をしたら鎧が全然グラグラせず、脚の位置が安定していた。

正反動の時も脚が揺れず、体が馬の動きに遅れてない感じで反動が抜けた。

とても安定感があって、まろ君も私も違和感なくリラックスしていた気がする。

 

そしてソフトアイ。視野が狭い時は自分の感覚だけに集中してしまっていて馬の反応を感じる余地が狭かった気がする。

今日は広角的な視野で騎乗することを心がけた結果、いつもよりまろ君の体勢の変化やハミに対する反応を瞬時に感じることができた。

速歩になるとまろ君は瞬間瞬間で体勢が変わっていることがわかった。

指導員がよく馬のリズムを一定にさせなさいと言っているが、その発言の意図は馬の体勢を一定に保つ必要があるということなのだと分かる。

また、まろ君は速歩中に首を傾けることがあるが、その時に傾ける方の拳を緩めてあげたら首の傾きが治ることが分かった。

ソフトアイを使うと、今までの拳の使い方がすごく雑できつかったことがわかった。

拳は優しく柔らかければ柔らかいほどに、馬の感じを感じやすいことを実感した。

馬の体勢の変化やハミに対する馬の反応を拳の感覚で瞬時に感じることができたのは私にとっては進歩だ。

拳の微細な変化を感じ取ることができたならば、馬とのコミュニケーションを円滑に進めることができるだろう。

今日はその予兆を感じた。

数年前にセンタードライディングを読んだ時は、それぞれの項目の意義と重要性が皆目わからなかったが、今やっとおぼろげながらわかってきた気がする。

これからもっとこの拳の感覚を研ぎ澄ませられることができたら、馬をリラックスさせてあげられそうな気がする。

馬に上手に乗るためには、自分の体と意識を上手に使うことが大事なのだ。

意識など目に見えないものだから乗馬には関係ないと昔は思っていたが、意識が変われば全てが変わることを乗馬以外の場所でも実感している。

体の中心軸をまっすぐ崩さない事と広く遠くを見る事を意識するだけでこんなに変わることに驚いた。

これからも今日の体勢の感覚を常に意識して、いつか意識せずとも当たり前にできるようになりたい。

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すっかり成長した