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がんばらなくても幸せになれる

がんばらずに幸せになれるノウハウをシェアします

常歩レッスン センタードライディングでハミ受けを狙うの巻

本日も毎週恒例、まろ君と常歩レッスンに参加。

今日は睡眠不足だったため、ぼーっとした感じで騎乗した。

それがよかったのか、今日はとてもリラックスしたハミ受けが出来た。

今日はぼーっとしていたせいで、私の力みが抜けていた。

そして、センタードライディングで言うところの”ソフトアイ”が勝手に実現できていた。いつもは近視眼的な集中力の使い方だったことがわかった。

視野を広範囲に広げることで、自分の体の感覚が研ぎ澄まされ自分の体のどこに力みや緊張があるのかがすぐにわかった。

拳・手首・くるぶし・背中に緊張があり、瞬間的に強い扶助を送ってしまっていることに気づいた。

 

そして、呼吸を有効に使うことも大切だと分かった。

指導員の指示で、背中を持ち上げて下ろすときに息をはいて背中の力を抜き柔らかい筋肉の背筋を使って馬の首を支える練習をした。

息を吐くときに体が緩むのを感じた。それと同時に背中と肩が緊張していたことに気がついた。

それから、何かをしようと思った瞬間に、例えばハミを受けさせようと思った瞬間に、体のどこかが力むことにも気がついた。

何かをしようとした瞬間に、目線が近視眼的になるので、ここでもソフトアイを使って出来るだけ視野を広くとり、遠くをぼーっと眺める感じにする。

そしたら、ふんわりと柔らかい感じの体の感覚が戻って来る。

その柔らかい状態にしてから扶助をだしてみると、わずかなふくらはぎの圧迫だけでまろ君はしっかりとした常歩をしてくれた。

馬術は力じゃないって言われてたことが分かった。

今日は体のセンター=臍下丹田を意識して騎乗した。

丸いエネルギーをイメージした。

そしていつも通り太ももで挟みすぎないこと、鎧が動かない位置で鐙を踏むことを意識した。

そしたら、坐骨のおへそ側にやや負荷をかけるときが最も安定して鐙を踏めた。

肛門周辺の筋肉に鞍を感じる時は体のセンターの軸が後傾していて、鐙の踏み方も浅くなった。

なので、体のセンターを意識して坐骨の前の方に体重をかけるようにすれば、挟みすぎず座りすぎない良い感じの跨り方が出来た。

以上のように自分の体の使い方に注意をしながら騎乗していると、まろ君がいつもよりはるかに小さな扶助によく反応してくれていて、しかもリラックスしたリズムのいい常歩でハミ受けをしてくれた。

今までは自分では柔軟に乗ってるつもりだったけど、雑だったし、力みや緊張がいっぱいあったんだな。

それから、まろ君に扶助を送る時は、自分の心の中でまろ君に話しかけることにした。そしたら自動的に扶助が優しくなった。

そのせいかまろ君が全く反抗しなった。

いつも余計な緊張や力みが、いっぱいあって急激な不的確な扶助を生んでいたんだと分かる。

余計な緊張と力みを取り除き、優しく的確な最小の扶助で馬くんとコミュニケーションを取るためには、

  1. ハードアイで体の感覚をクリアにすること
  2. 呼吸で体の力みや緊張をほぐすこと
  3. センターを意識して、坐骨の前の方に体重をかけること
  4. 鎧が動かない位置で踏み、鐙を踏む感じを感じながら騎乗する

を意識して行こう。

今日は今までで一番いい常歩ができた。

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まだまだ暑いけど、風の中にほんのり秋の気配が漂い始めている