まろ君と中級馬場へ 常歩と同じハミ受けを速歩で目指す
まろ君と馬場レッスンに出る。
この頃は常歩でハミを受けさせることができるようになってきた。
常歩レッスンに出始めた時はハミを受けさせるのに40分位かかったが、最近はそこまで時間を必要としなくなってきた。
私の理想としてはレッスン開始10分ほどでその状態にもっていきたいが、毎回安定的には実現していない。
早くできる日もあればできない日があったりする。
毎回安定的に早くハミを受けられるようになるのが喫緊の課題。
それができたら速歩でのハミ受けもできるようになるだろう。
まろ君は速歩発進時に顔を上げるので手綱が緩む。
持ち直すと今度は速歩中にバランスが前に傾くため、ハミがものすごく重くなる。
そして前のめりになるのでスピードが早くなる。
スピードを一定にしようとすると、拳を強く使わざるを得ない。
急激に拳を強く握るとまろ君の負担になるので、じわっと握るがスピードはすぐには落ちず前に追いついて常歩になるという展開になった。
速歩でのペースコントロールが全然できていない。
急激に拳を握ったらペースは落ちるとは思うが、まろ君にしんどい思いをさせたくない。
先日指導員に速歩でハミ受けができなくなることの対処法を尋ねたところ、速歩になった途端に拳が動いてるのではないかと教えてもらった。
拳って動かしてないつもりで動いていたり、体の軸は動かしてないつもりで動いていたりするんだろう。
動かしていないつもりのものを動かさないようにするのってすごく難しいけど、まろ君の反応がバロメーターだ。
自分の騎乗レベルがそのまま馬の状態になる。
馬術は
- 自分の体の使い方
- 馬の動かし方
のそれぞれの正しい知識を習得し活用して体現できたときにうまく行くものだ。
自分の体の感覚を磨き、馬の反応を感じながら試行錯誤して行くしかないだろう。
次回騎乗するときは、折り返し手綱はできるだけ使わないようにして、常歩のハミ受けを維持したまま滑らかに発信できるように頑張ろう。
ただし、目標達成に意気込みが強すぎると自分の体も硬くなり、馬の反応も感じにくく、硬くて強い扶助を出してしまいがちになるので、遠くをみて深呼吸して体の感覚や馬の感覚にフォーカスするようにして騎乗してみようと思っている。
今日も自分のあまりの下手さに泣きたい気持ちになる。
でもいつかできるようになりたい。
だったら、気を取り直して再チャレンジするしかない。
改善→実験→改善、トライアンドエラーを繰り返していくしかない。
嘆いている時間を改善するための時間に使え!と自分を叱咤激励する
黄色い小さな花