フリーレッスンでリラックスした常歩のハミ受けにチャレンジ
本日1鞍目、フリーレッスン。
前日の課題であった常歩でリラックスして歩かせたところからのハミ受けにチャレンジ。
30分かけて成功。
今日の馬くんはとても左右によれる馬なので、ハミにまっすぐにパワーを出すのが難しい。
そして右のハミに抵抗をしめす。
こういう場合は、抵抗がある方に内方姿勢をとらせて抵抗がある方の腰を内側に入れさせるとよいらしい。
馬体が左右によれている場合はハミ受けは難しいので、まっすぐに後肢を踏み込ませることが大事なのだそうだ。
今日の馬くんは前に歩かせようとすると何回も脚反抗してくるが、鞭で前進の合図を送り続ける。
何回も脚反抗されたが鞭での応酬を繰り返しているうちに、やっと前にまっすぐに歩く様になってきたと感じたのが25分後だった。
まっすぐに後肢が踏み込む様になってからは話が早かった。指導員から言われた少し握ったり少し緩めたりの拳に緩急をつける事をしていたら簡単に顎を譲ってくれた。
今まで随分強引で乱暴な拳の扶助をしていたなと反省した。手綱をただ持っているだけの所から少しだけ握ればよかった。柔らかく赤ちゃんの手を握る様に拳を随伴しておけば、少しずつ手綱に手応えが出来てくる。そこで手を引っ張らずにじっとしてさらに後肢を踏み込ませ、手綱にさらに手ごたえを出したところで柔らかく小指から握ってみたら、顎を譲ってくれた。
まずはリラックスしたなかで、後肢をしっかりとまっすぐ踏み込ませて、前に出た分だけ柔らかく握る。これが、成功のポイントだ。
また、鐙の踏み方の感覚について新たな発見があった。
鐙を正しく踏みながら太腿を柔らかく添えようとするならば、まず鞍に座らないという意識が必要だ。鐙を正しく履こうとしたら結構しっかりと鐙を踏まなければならない。感覚的にはお尻が限りなく鞍に近い立ち乗りという感じであることが分かった。
この感覚は常に意識しておかないとすぐにほとんどの体重を鞍に乗せて、鐙を正しく踏んでいない状態になる。多分鐙を正しく踏んでいなければ、正しい騎座を作り出すことも出来ないだろう。
それぐらい鐙の踏み方が重要である事を再認識したレッスンだった。
これからも何回も鐙の踏み方チェックと内腿の柔らかさチェックと体の中心軸チェックをしようと思う。馬に跨るだけでもかなり奥がふかいなぁ。
鶏頭 まだまだ暑さ真っ只中ながらも、だんだん秋が近づいている。早く秋が来て欲しいなぁ。