乗馬の理想の境地は”馬をリラックスさせ、健康な体つきに鍛えてあげること”
私の乗馬の理想とするところは、ライセンスを取ることでも、人より上手に乗る事でも、競技会で優秀な成績を収める事でもない。自分さえ楽しく騎乗出来ればいいという事でもない。
私の理想は、人馬ともにリラックスできて、馬の健康が増進されるような体にしてあげられる騎乗、つまり馬も人も幸せになれる事だ。
私に癒しと希望を与えてくれた馬たちにも幸せになって貰いたい。馬たちに恩返しがしたい。そんな思いで、馬と時間を共にしている。
特に、まろ君との出会いは私にこの上なく大切な学びを与えてくれた。
まろ君に出会うまでの私は好きな人に愛されることが幸せなんだと思っていた。
なので、好きな人に愛されていない状態はいつでも不幸せだった。
ところが、誰かや何かを愛する事こそが自分の孤独を芯から癒し心を暖めてくれることを知った。愛するということはこんなにも幸せなんだと分かった。
愛されるよりも愛することがこんなに自分を幸せにしてくれるということが分かった。
愛されるより愛することの喜びを知った。
愛されるより愛することに喜びを感じる世界には、暖かな安らぎが溢れている。
愛する喜びはいつも私の心に灯り続け心を暖め続けて、困難に立ち向かう勇気を与えてくれる。
愛する喜びを知った時、もっと賢くもっと強くなりたいと思った。
愛するまろ君や馬君たちの為になることを一つでも多くしてあげられるように、もっと賢くもっと強くなりたいと思った。
今の私は何もかも発展途上だけど、馬も人も幸せになれる騎乗と世界を目指して、馬術の勉強や問題解決能力を鍛える事を頑張って行きたい。
全ての馬と人が幸せになれる世界の実現を目指して頑張ろう。
森のレストラン