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がんばらなくても幸せになれる

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中級馬場 まろ君と 止まったり動かない原因と対処法が分かったの巻

昨日の中級馬場、まろ君とともに参加。

馬場が悪く、まろ君はつまづく事があるので心配だった。出来るだけ後肢を踏み込ませて前肢をあげさせられるように頑張ろう。

雨が上がっていたので、鞍カバーとレインウェアを外して参加。やはりだいぶ乗りやすい。脚を使うときに滑らない。

さて、最初の常歩

長手綱で背中を伸ばさせてリラックスした常歩を何周かする。後肢からの推進は少し物足りないような気がする。馬場の隅がぬかるんでいるためまろ君は隅角を思いっきりショートカットする。まだまだまろ君に主導権を握られている・・・。

なんとか前進騎勢をしっかり出そうと試みるが結果は今ひとつだ。このままでは速歩発進は止まるかもしれないなと感じていたら速歩発進の号令が発令された。

案の定まろ君止まる。中に入る。動かない。

これがいつものパターン。もしも手綱をぶらぶらにしていたら、多分止まったり中に入ったりしないのだが、まろ君にはちゃんとハミを受けて背中を丸めて背中や腰に負担をかけないように走ることを覚えてもらいたい。

今日はやっとそんな時の解決策が見つかった。

先生がまろ君は口角が敏感だと言っていた。多分常歩のときに推進力<拳であった事がまろ君に不快感を与えていたと思われる。推進力がさほどなくても拳をじっとしていたら顎を譲ってくれていたので、まろ君のハミに対する不快感はないものと思っていた。ところが、推進力<拳の常歩がまろ君には不快だったのだ。

推進力不足によりハミが口角に馴染んでいない状態になっていた。ハミが口角に馴染んでいない状態で速歩発進をすると、口角にハミが強くあたる。それがまろ君のお気に召さないのだろう。その証拠に、まろ君が止まった時に拳を譲らない状態で強い脚を使うと必ずキレられる。反対に拳・体・意識の全てを緩めてリセットして、脚を小刻みに前の方で使うとキレずに走ってくれる。

なので、まろ君が止まったときは体(拳も騎座も脚も)と意識の全てをオールリセット。脚を小刻みに前の方で使って動かして常歩からやり直す。やり直す時には必ず推進力>拳になるように注意する。私は”手が強い”からまろ君に不快感を与えていたということだ。

体と意識のオールリセットをして脚を前の方でチョンチョンと軽く使うをしながらなんとか部班に戻った。まろ君のご機嫌も回復した。

ちゃんと速歩もしてくれた。ハミに推進力が出て来て重たさがでた。右のハミだけ硬く重い。ハミへの推進力は左右均等にしたい。どちらかのハミが重たいということは馬のバランスがどちらかに崩れているということだ。

先生の話では、右のハミが重たいということは左の後肢の踏み込みが甘いということらしい。対処法としては、右の手綱を1センチ短く持ち体を右にねじり左の脚をキックして左後肢を踏み込ませる。右の拳を握るのではなく、体の方向を変える方法を取るのは右のハミにプレッシャーをかけずにハミに対する抵抗を感じさせないようにするためではなかろうか。

先生に言われるままにやって見たが、右の重さは変わらなかった。私の体の使い方が不十分だからだろう。

馬の脚の踏み込み方がハミに顕れてくる事が分かった。先生は自分の体を完璧に使いこなすことで、馬に的確な扶助を与えているから最高のパフォーマンスができるのだろう。

自分の体を全くうまく使えない私。まだまだ修行が必要だ。

乗馬にはやっぱり身体能力が必要だと痛感した。

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