考えている様で考えていないことが分かった 自分の頭で考える事がすごく大事
あなたは揺るぎない自分というものを確立しているだろうか。
揺るぎない自分はどの様にして確立し得るものだろうか。
揺るぎない自分は、自分としっかりと向き合い、自分なりの思考を深める事で築かれるものだ。
私は自分では物事をしっかりと考えているつもりでいた。
だが、意外としっかりと考えていない事がわかった。
煙の様に、日々の思いや意識や考えは浮かんでは消えていく。
考えるということは、自分の中に生まれたものを捕まえて分解して形にするということだ。
自分の頭の中には、自分なりの深い考察もなしにイメージだけで物事を捉えてしまっている事が実に多い。
世の中の当たり前とされていることを無意識になんの疑問も感じずに信じていたりする。
唯一の正解というものが何事にも存在しているかの様な錯覚に陥り、気がついていなかったりする。
恥ずかしい思い込みの一例だが、容姿端麗で頭脳明晰な人は絵に描いたような幸せな人生を生きていると思っていたが実はそうでもなかったりする。
人の幸せは他人には分からず、人の分だけ幸せの価値観がある。
自分にとっての幸せとは何か、一番大切にしたいものは何か、自分の本当にやりたいことは何か、本当の友達とはどんなものか、友達が多いって本当に喜ばしいことかなどなど、日常の様々な事柄の一つ一つについて自分なりの考えをしっかりと持って生きていきたい。
自分との対話によって導かれた答えは自分の心の芯になる。
人生の選択に迫られたとき、心の芯があれば後悔しない選択ができる。
何が正解かは分からない。いや正解などない。
自分の頭で考えた結果の行動が好ましくない状態になっても、それは失敗とは言わない。重要な学びという経験をしたという事だ。
経験から学べば次に生かされる。人生に無駄はない。
一番良くないのは、失敗を恐れて何もしないという事だ。
何もしないなら失敗はないだろう。
しかし何もしないなら成功もない。
二度とない人生を面白く生きるために、後悔しない様に、今を全力で生きよう。
自分の頭で考えて、自分の人生を自分で決めて生きて行こう。